【2014年の記事です。現在は記事のサービスを施設で提供しておりません】
沼津駅から海沿いを走り西伊豆へ車を走らせると“淡島”という小さな島を見つける事が出来る。
淡島にはホテルや水族館があるが住所がない。
そう淡島は沼津にある無人島なのだ。
【2014年の記事です。現在は記事のサービスを施設で提供しておりません】
沼津駅から海沿いを走り西伊豆へ車を走らせると“淡島”という小さな島を見つける事が出来る。
淡島にはホテルや水族館があるが住所がない。
そう淡島は沼津にある無人島なのだ。
【2014年の記事です。現在は記事のサービスを施設で提供しておりません】
沼津インターチェンジから約15分の富士山のふもと、長泉には
アートと自然が融合した場所がある。
そこはこどもから大人まで楽しむことが出来る。
クレマチスガーデンとを併設するヴァンジ彫刻庭園美術館、杉本博司が内装設計を手掛けたIS PHOTO MUSEUM、
そして去年リニューアルオープンをしたベルナール・ビュフェ美術館・ビュフェこども美術館、井上靖文学館
から構成されるクレマチスの丘。
さらに地元の野菜や魚を中心に,素材の味わいを楽しめる洗練されたイタリア料理のリストランテ プリマヴェーラ、会席からお茶まで楽しめる日本料理テッセン、
明るく開放的なオープンテラスを持つチャオチャオ、そして2013年にオープンしたツリーハウスもある。
ミュージアムショップやガーデニングショップもあり、
ショッピングも充実しているクレマチスの丘。
一日いても飽きない。
楽しみ方は幾通りもある。
どうしても美術館というと
知識がないと、、、と敷居が高く感じてしまう場合もあるかもしれない。
広報の土屋さんにクレマチスの丘を案内してもらっている時に
こんなことをおっしゃっていたことを思い出した。
“わからなくていい。自分が観て、感じてそれを持ち帰ってほしいです。
これ好きだな、とかこれ嫌いだなとか、何でもいいんです。
アートがわからなくても、お庭で珍しい花を見つけた!とかでも。
クレマチスの丘のガーデナーさんの作業も面白いし、質問したら丁寧に答えてくれますよ”
ベルナール・ビュフェ美術館の壁にも
そのようなことが書いてあった。
“感じる”こと“楽しむこと”を
純粋に受け入れることができる環境。
季節によって表情を変えるクレマチスの丘の楽しみ方。
冬はツーンと澄んだ空気を肌で感じながら、
太陽の暖かさを感じながらの庭園のお散歩。
春は待ってましたと言わんばかりに
花や新緑が目を楽しませてくれる。
夏には強い日差しの中で木陰が心地よい風を教えてくれるし、
秋には深くなりゆく植物たちと木の実など秋の実りを発見出来る。
常設の作品も季節によって
環境によって感じ方が変わるし、
企画展によってずいぶん雰囲気も変わる。
ヴァンジ彫刻庭園美術館は外にある作品はすべて触ることができ、
素材の手触り、温度など体でも感じることができる。
室内も広々としており、360度いろんな角度から見ることもできる。
また下の写真はこの美術館だけのために造られたもの。
ヴァンジがこの空間を気に入って作ったそう。
入館の時に配られる「目でみて心でかんがえるヴァンジ彫刻庭園美術館」という冊子では
子供たちも分かるように、そして解説も順路もなく自由に楽しめる美術館をより感じられるように作られている。
そこには美術館の過ごし方も。
当たり前だけど、大きな声を出してはいけないとか、とっても貴重なものだから大切に扱うとか
そういうことを小さいころから感じられる環境というのは本当に良い。
ビュッフェこども美術館も木の優しいおもちゃたちが
子供たちの発想力を刺激する。
クレマチスの丘はまさに、
大人は知識などに関係なく、子供のように純粋にアートを楽しみ、
子供は社会の大切なことを学びながら、感性を身に付けていく
そんな場所だ。
美術を楽しむことも
ガーデンを楽しむことも
ショップを楽しむことも
食事を楽しむこともできるクレマチスの丘は何度来ても
違った顔を見せてくれる。
そんなときに役にたつのが“年間パスポート”
すべての美術館とガーデンに入ることができ、
ポイントもたまる。
さらには同伴者は無料、3人目からも200円引きとなる。
とってもお得なパスポートだ。
これがあれば今日天気がいいな~とか
少し時間があるのでお茶しようとかいろいろな使い方ができる。
ミュージアムショップも充実のラインナップで
玩具や絵本や子育て本も多いのでプレゼントにもぴったりだ。
実は長泉町はクレマチスの苗のシェアが全国でも有数。
現在はそのクレマチスがガーデンに綺麗に咲いている。
一年を通じて庭園という‘アート’も楽しめる。
≪クレマチスの丘≫
静岡県長泉町東野クレマチスの丘(スルガ平)347-1
TEL:055-989-8787
http://www.clematis-no-oka.co.jp/main.php
【2014年の記事です。】
内浦漁港を目の前に立つとさわや旅館。
夏休みや春休みには多くの大学生でにぎわう場所だ。
20人~30人泊まれるとさわや旅館は
民宿よりもちょっと大きく旅館よりもアットホーム。
大学のサークルで1棟貸しをすることも良くあるそう。
どこか懐かしさ漂う客室は
漁師町の親戚の家に来たような感覚になる。
畳が敷かれ、ちょっとした鏡台。
アルミサッシの窓から見える港。
決して派手さはないが“素のまま”が安心感を与える。
大浴場は貸切。
波の音を気の知れた仲間や、家族とゆっくりお風呂につかるのは至福の時だろう。
今回お話しを伺った太田幸一さんの祖父が始めた旅館。
隣には大衆食堂もあり、食堂だけの利用も可能。
宿泊客の中には夜ご飯を食堂でアラカルトで頼む人もいるそう。
メニューには、うつぼなど地域ならではのものある。
店の前には生簀があり、食べるぎりぎりまで活きの良さを保っている。
“こだわりは生きたアジを使うこと。同級生に漁師の先輩や後輩もたくさんいますし、港も目の前なんでうちの料理はこじゃれたものではなくて「漁師めし」って感じですね”
材料もほとんどのものを地元で調達。旬のものを新鮮に味わえるように努力している。
地元の人にも利用してもらいたいと旅館を始めたころから食堂はあったそう。
“実はおじいさんはアイスクリームやをやったりお米屋をやったりチャレンジ精神旺盛な人。
最終的にこの形にたどり着いたそうです”
その想いをお父さん、息子へと。
幸一さんは湯河原で調理の修行をし戻ってきた。
そして今は弟の祐司さんに教えながら兄弟で経営、家族みんなで切り盛りしているそう。
長年続く旅館だからこそ、思い出も残る。
毎年サークルで使ってくれる学生さんたちで顔見知りになったり、
何年か越しで来てくれたりするお客さんもいるそう。
自慢の漁師飯とアットホームな客室。
決して新しいわけではないが、無機質ではない
“あったかさ”がある場所で、自分だけの田舎をつくってみるのも良いだろう。
≪とさわや旅館≫
沼津市内浦三津 88-15
TEL:055-943-2002
http://www.izunumazu-tosawaya.jp/index.html
●海の幸プラン~お料理グレードアップ!豪華海の幸に舌鼓!お一人様1匹の伊勢海老付
11,550円/人 【2人利用お部屋】和室8~10畳/バス・トイレ無
12,600円/人【2人利用お部屋】和室12畳(海側)/バス・トイレ付
●素泊まりプラン~自由気ままな海旅満喫お得な素泊まりプラン。
4,200円/人 【2人利用お部屋】和室8~10畳/バス・トイレ無
5,250円/人【2人利用お部屋】和室12畳(海側)/バス・トイレ付
写真:川上千絵
【2014年の記事です。】
富士山と駿河湾を横目に車を走らす。
沼津の街から30分ほど走ると、のどかな漁村風景が広がる。
昼時この景色を見ていると無性においしい魚が食べたくなる。
淡島のちょうど真ん前にある磯料理屋“磯料理伊豆海”に入ってみた。
40年以上続くこのお店。
今は2代目のお父さんと一緒に
3代目の伊海正利さんがお店を仕切っている。
車で三津浜は約5分、内浦漁港は約10分という新鮮な魚が手に入る好立地。
看板メニューのおまかせ丼はその日に仕入れた魚によって変わる。
金目鯛の煮つけも人気だ。
7年前から通っている地元三島のお客さんは毎回金目鯛の煮つけを食べるそう。
アジの養殖をしている内浦漁港から仕入れたアジのたたき定食はアジの新鮮さが伝わる。
立地条件から、釣りやダイビングに来た人、観光客も多く来るとのこと。
“ダイバーさんはよくいらっしゃいますよ。刺身定食の上を食べてきますね”
刺身定食並みでこのボリューム。上を食べていくのも分かる。
定食につくあら汁も魚がしっかりと入っていて食べごたえがある。
カニ汁も人気だそう。
この他、山かけ丼や生シラスなどその時旬の海の幸をシンプルに味わえる品が並ぶ。
守り続けられた料理はもちろん時々新メニューを増やしたりもしているそう。
“海がきれいで自然が多い。そこがいいところですね”
小さい時からこの地で生まれ育った正利さん。
口数が多い方ではない正利さんらしいシンプルな答えには
シンプルに海の幸を楽しむことが出来る“伊豆海”そのものに感じた。
4~6人が座れる座敷席とテーブル席はファミリーにも向いている。
落ち着いた雰囲気と、家庭的なアットホームな雰囲気が心地よい。
猟師町に来た感じを味わうことが出来る店内だ。
家族総出で店を切り盛りする姿、ひとなつっこい娘さんもかわいい。
美味しい旬の魚をしっかりと味わえる場所、
そしてどこか懐かしい場所は地元の人にもダイバーや釣り人にも愛される場所だ。
≪磯料理伊豆海≫
沼津市内浦重寺18
TEL:055-943-2020
●営業時間
[月~金]
11:00~14:30
17:00~19:00
[土・日・祝]
11:00~18:00
●定休日:月曜の夜、火曜日(祝日の場合営業)
沼津港と反対側にある我入道、そして上土をつなぐ連絡船として明治時代に生まれた。
“昔は我入道から反対側まで泳いで行って、帰りは船に乗ったり、
街の方に材木屋があって、木の皮をはがしに行くのによくこの船に乗ってたんだよ”
と船頭歴17年の川口さんが言っていた。
昭和43年に港大橋が出来てからは客足が減りついに昭和46年廃止となった。
それから26年の時を経て平成9年に観光用に復活した。
それから17年続く“我入道の渡し”
今ではあゆみ橋までの運行もしている。
そして冬季は運行をお休みしている。
今シーズンの我入道の渡し船は3月22日(金)から始まった。
この、渡し船の就航を祝い、1年の安全と盛況を願うセレモニーが開催された。
”1年間しっかりと運行できるように今年もよろしくお願いいたします”
市から業務を任されている我入道漁協会長からの挨拶。
そして市長からの挨拶。
それだけ期待されている我入道の渡し。
ある時期から川と街は遠くなり、
泳いでいる人はいなくなった。
“小学生になったらよく先輩に川に突き落とされてさ、もう泳ぐしかなかったんだよ。
先輩怖かったな~(笑)
でもこの辺は川でものを運搬していたから、誰かしらいてね。
あと、釣りもしたな~”
まるでセーヌ川のように川は暮らしの一部であり愛着のある場所だったことがよくわかる。
思い出を話す船頭の川口さんや鈴木さんの顔には笑顔がこぼれる。
“乗ってきなよ、気持ちいいぞ。
街はいつの間にか高い建物ができたけど川は今も昔も変わんねえな、ほらあそこのでっぱりは台風が来たらなくなる”
確かに変わりゆく街。でも変わらないであろう景色、そして昔ながらの船はタイムスリップをさせてくれる。
子ども達のおみこし、掛け声。
我入道漁協の自慢のたちうおの春巻きなどの販売も。
最後には餅なげも行われた。
今回特別に先着で乗船券と干物などの記念品が配られた。
参加者はみな笑顔で降りてきた。
“川から見る景色は素晴らしかった。普段見ることない水面からの景色、
箱根や南アルプスなどの山々、富士山、本当に素晴らしいですね”
お孫さんと毎回乗船する方も来ていた。
黄色い旗をふり船をとめる(沼津港・我入道乗り場)のも面白い。
大人も子どもも楽しめる“我入道の渡し”
街と港を移動するのに利用してみるのも面白い。
ゆっくりと川の空気を味わってほしい。
≪我入道の渡し≫
【乗り場】
我入道のりば:沼津市我入道東町地先
沼津港のりば:沼津市蓼原町地先
あゆみ橋のりば:沼津市大手町4丁目地先
【料金】中学生以上100円、小学生50円
【お問い合わせ】
沼津我入道漁業協同組合 TEL:055-931-1395
NPO法人 沼津観光協会 TEL:055-964-1300
観光交流課 TEL:055-934-4746
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/kankou/sisetu/ganyudo/index.htm
就航予定表はこちら→http://www.city.numazu.shizuoka.jp/kankou/sisetu/ganyudo/img/2014haru.pdf
豊かな自然に恵まれた沼津。海から体感できるスポットがあるのをご存じだろうか?
それは“駿河湾クルージング”
千鳥観光汽船が沼津港
まず、チケットを買う。
チケット売り場は殺風景だが人情味のある港感が漂う空間。
冬場のクルージングで忘れてはいけないのが“カモメの餌”を買うこと。
チケットと餌を持っていざ乗船。
開放感あふれる野外デッキ、室内のあったかい席やバリアフリー客室などが完備されている
150人乗りの船舶だ。
出発してからすぐ、
大型水門びゅうおへ向かうまでの景色も普段とは一味違う港の顔を見る事が出来る。
→ボランティアガイドのおじさんがいってらっしゃいのサインを出してくれる。
また、びゅうおを通過する瞬間この大きな水門を真下から見る迫力。
それだけでも楽しめる。
そうしているうちに多くのカモメやトンビが船に近づいてきた。
最初はゆっくりとした速度で出発したホワイトマリンⅡ。
餌(かっぱえびせん)を投げるとうまくキャッチしてくれたり、
隣の人はなんと手渡しで餌を挙げている。
そんな鳥とのコミュニケーションに大興奮の船内。
“以前はカモメの餌やりはやってなかったんです。自分たちが遊びで餌をやりだしたんですよ。
最初は全然カモメも寄ってこなかったんですよ”
と土本さん。
渡り鳥のカモメ。秋から冬にかけてがシーズン。
寒い船の上だからこそ味わえるカモメとのふれあいがある。
こんなにも近くカモメを眺めることが出来るのも船の上だからこそだ。
びゅうおをどんどん港が遠くなるにつれて“湾”を感じる風景に出会う。
伊豆の山々、沼津の町、富士山。そして遠くの雪をまとった南アルプスまでもが見える。
山に囲まれる体験が出来るのが駿河湾なのだ。
カモメの餌やりが終わると船が時速を変えて走り出す。
水しぶきの中に虹が見えた。
下にある室内客船は水面と近いので迫力満点水しぶきを見ることが出来る。
時速は30キロ、40キロと上がっていくたびに揺れや水しぶきが大きくなる。
漁船ではもっと早くもっと揺れる。ホワイトマリンも時速60キロまで出すことが出来る。
海から見る街や山々は日頃陸地から見るよりもはるかに美しく見えた。
サンセットクルーズや貸切クルーズ、戸田までも交通機関としても楽しめるホワイトマリンⅡ。
“自分たちにとっては船の上の出来事は普通の事なんだけど、
カモメと触れ合ったり水しぶきがかかったりして楽しいという声を聞くとうれしい”
と山崎さんは言う。
美味しい港を味わった次は、美しくそして肌で感じる港を堪能してほしい。
≪戸田運送船株式会社 ホワイトマリンⅡ≫
●戸田港乗り場
沼津市戸田313 TEL:0558-94-3323
●沼津港乗り場
沼津市千本港町128 TEL:055-963-6570
http://www.hedaunsousen.com/index.html
【駿河湾クルージング】
料金:大人/1,000円(中学生以上) ・小人/500円(小学生)
出航場所:沼津港
所要時間:約30分 ※時間は季節によって変わります。
※最少運航人員は5名様以上です。※悪天等により欠航する場合があります。
==============================
Numazu is a city rich in natural beauty. Do you know there is a way to enjoy this from the ocean?
It’s the Suruga Bay cruise.
Today, we are taking Heda Overseas Transportation Company’s rapid boat White Marine II on a cruise.
The White Marine II is a public transportation vessel that connects Numazu Port, Heda Port and Toi Port. While the boat waits for its next scheduled time at each port, it operates as a cruise boat.
First you need to buy a ticket.
The ticket counter may look bleak, but there is the beauty and warmth of the port-side scenery.
And in winter time, you shouldn’t forget to buy food for the seagulls too.
Now it’s time to get on.
Our young captains will welcome you. Today’s captains are Mr. Yamazaki and Mr. Tsuchimoto.
The White Marine II has warm indoor seating for 150 passengers with barrier-free seats available. There is also a deck you can step out on to and feel the fresh air.
As soon as we leave the port, we get a different view from the ordinary at the big watergate View-O.
The volunteer guide sees us off with a “see you later” pose.
As we pass under the big water gate, we are off to have some fun.
Soon seabirds, such as seagulls and black kites, come flying close to the boat.
The boat travels slowly. Birds come to catch the food.
A passenger is even feeding birds from her hand.
The passenger’s excitement fills the air.
“We didn’t have this feeding service before. We started for fun. At first the bird didn’t even come close,” says Captain Tsuchimoto.
As we sail out into the ocean, we see the mountain ranges of Izu, the town of Numazu, and Mt. Fuji. Even farther out, you can even see the Southern Alps covered with snow.
Surround yourself with mountain scenery; it’s all possible at Suruga Bay.
As we finished the feeding time, the boat changed its speed.
The lower passenger seats had a powerful view so close to the water.
The boat shakes and splashes as its speeds up from 30 and 40 km per hour.
The White Marine II can reach a top speed of 60km per hour.
The town and mountains look even more beautiful when seen from the ocean.
White Marine II is also available as sunset cruiser, charter cruise, and as transportation to Heda.
“For us what we see on the boat is an everyday thing, but it’s great to hear guests enjoy the water and bird feeding,” says Captain Yamazaki.
After enjoying the rich tasting seafood at the port, come outside on the ocean to enjoy the beauty of nature from the water.
To the left is Captain Tsuchimoto, on the right is Captain Yamazaki.
< Heda Overseas Transportation Company White Marine II >
・Heda Port
313 Heda Numazu city TEL;0558-94-3323
・Numazu Port
128 Senbonminatocho Numazu city TEL:055-963-6570
http://www.hedaunsousen.com/index.html
【Suruga Bay Cruise】
charge: Adults/¥1000 (middle school and above)
Child/¥500 (elementary school)
Departure: Numazu Port
Planned time: 30 min.*time may vary seasonally
Mayuko Serizawa/Winnie Shiraishi
“伊豆は自転車乗りにとって初心者から上級者まで楽しめる最高の場所なんですよ”
海沿いは緩やかな道が続き、山に入れば激しいアップダウン。
山の景色も海の景色も楽しめる。海の向こうに富士山を見ることも。
そしてなんといっても疲れた時に楽しめる美味しい恵み。
そんな伊豆の入口、内浦には自転車乗りたちが集まるカフェがある。
それが“チェレステカフェ”
チェレステとはイタリア語で“青い空”という意味。
それだけではなく自転車乗り達の注目するブランドだそう。
“この名前なら自転車が関係してることがわかると思って”
そう答えるのはオーナーの小野剣人さん。
出身は東京、約10年前に静岡に移住してきたそう。
昨年3月にオープンする前は朝霧にいた。
実はスノーボードで靭帯を痛めたことをきっかけに
リハビリを兼ねて自転車を再開したらまんまとはまってしまった。
おちゃめで話好き。そして温かく見守る奥さま。
そんな空間が心地よく、メニューも甘いものからごはんまで揃い、
自転車を漕ぐ心地よい疲れにやさしく響く。
こんにちはと自転車を担いで中に入ってきたお客様
“なにか甘いものを”とシナモンロールを。
自転車の格好とシナモンロールのギャップがなんだかカッコイイ。
1人で自転車に乗ってやってきて、
ここで仲間を見つけて一緒に走るという光景もよくあること。
小野さんの気さくな雰囲気は人と人とをつなぐ。
“高校生とかが自転車を買う前に来ることもあるんです。
常連さんたちにいろいろ聞いて勉強してるんです”
自転車に興味を持つと一度は行ってみたい場所担っているように感じた。
自己責任で自分でメンテナンスを行うのが前提だが
空気入れやちょっとした工具も借りることができるそう。
初心者でもたよりになる人がいる場所はこころ強い。
じつはここはもうひとつの顔を持つ。
こちらはお子さんを持つお母さん向け。
この店内は小野夫婦、そして家族や仲間たちと一緒に作った。
奥さんのおじいさんの所有していた家一軒分の古材を利用。
さらにスナックだった名残を残し、座席を山から切ってきた木の丸太に変えた。
もちろん、お母さんじゃなくても自転車乗りじゃなくても
ちょっと内浦に行った時に小野さん夫婦に会いに行きたくなる。
おしゃれでほっとする場所がある。
≪CELESTE-CAFE チェレステカフェ≫
沼津市口野55-16
TEL:090-6350-0023
【営業時間】
月/11:30-20:00
水〜金/11:30-20:00
土/6:30-9:30、11:30-20:00
日/6:30-9:30、11:30-17:00
http://celestecafe.com/
ぬまづ観光ボランティアガイドは御用邸記念公園やびゅうおなどの観光案内、ウォーキングイベントの開催などを行っているが、なんと一人でも利用可能とのこと。
これは早速申し込んでみるしかない。
コースはいくつかに分かれている。希望者はその中から好きなものを選び申込書を送ればいい。
千本浜公園を中心としたコース、びゅうおや沼津港魚市場をまわるコース、香貫山往復コースなどどれにしようか迷うところだが、今回は御用邸記念公園を案内していただくことにする。
当日は御用邸西附属邸の入り口で待ち合わせ。どんな方にガイドしてもらえるのかと緊張してくる。
今回ガイドしていただいたのは長谷川明郎さん。目印は紫色の帽子である。
簡単な自己紹介を終えると、長谷川さんの案内で厩舎として使われていた建物へ入る。
ここは誰でも利用できる休憩所になっている。
そこで今回案内していただくコースを確認しながら御用邸の成り立ちや歴史を教えていただく。
一通りの説明が終わったら西附属邸をぐるっとまわりこむように海辺へと出る。
ここからの景色は良く、駿河湾に面した牛臥山、淡島、達磨山、天城連山と一望できる。
歴史民俗資料館では昔の人々の暮らしぶりや、江戸時代から大正初期にかけて内浦・静浦沿岸で行われていたマグロなどの囲い込み漁の様子を知ることも出来る。
また、御用邸の敷地内に作られた防空壕の跡など、一人では見逃してしまいそうなものまで丁寧に案内していただく。
その後、、昭和天皇の学問所として造営された東付属邸を一周。
途中、潮風から生活を守った沼津垣の話や京都の待庵を忠実に再現した駿河待庵など長谷川さんの説明にも熱が入る、また、東付属邸の窓ガラスに使用されている手作りガラスの話など興味深い話を聞くこともできる。
東付属邸をまわり終えるとガイドは終了。
ここまで2時間のコースだったが、あっという間に時間は過ぎる。
長谷川さんによると平日は事前の申し込みが必要だが、土日はボランティアガイドのメンバーが常に待機しているので気軽に声をかけてほしいとのこと。
“ボランティアガイドはそれぞれ勉強してますから、個性があって面白いと思いますよ”
ボランティアガイドの方との会話を楽しみながら御用邸記念公園を散策するのも面白い。
≪ぬまづ観光ボランティアガイド≫
沼津市千本港町117 NPO法人沼津観光協会内
TEL:055-964-1300
ガイド料 1,000円(1グループ)
コースもいろいろ!
1.潮の音プロムナードコース(以下の一部あるいは前コース)
①千本松原・千本浜公園・若山牧水記念館(所要1~2時間)
②港口公園・沼津港大型水門「びゅうお」・沼津港魚市場(所要1時間)
③我入道の渡し・芹沢光治良記念館・牛臥山公園(所要1時間)
④沼津御用邸記念公園(西附属邸・本邸跡・東付属邸)(所要1~2時間)
2.沼津駅からの周遊散策コース
①香貫山往復コース(所要2~3時間)
②狩野川・駅周辺史跡コース(所有1~3時間)
3.文学コース
①若山牧水コース(所要1~2時間)
②井上靖コース(所要2~3時間)
③芹沢光治良コース(所有1~2時間)
【2014年の記事です。現在は記事のサービスを施設で提供しておりません】
“海沿いをジョギングやウォーキングをした後に寄っていただけたらと思うんですけどね”
そう語るのは千本プラザの館長の重田輝夫さん。
千本プラザがオープンしたのは平成7年。
以降、子供から高齢者までが世代の垣根を越えて集い交流することができる世代交流の場として機能している。
松間からこぼれる光がやわらかくこの施設に射し込む。
コンサートも可能な音楽ホールや人数に応じて大きさを選べる会議室、軽運動室や音楽スタジオ、陶芸室などあらゆる用途に応じた施設を備えている。
その中でも隠れた人気が浴室である。
夏であれば千本浜で海水浴を楽しんだお客さんの利用などもあるそうだ。
海水浴以外にもジョギングの帰りやサイクリングなどのアウトドアスポーツの疲れを癒す場としても使えるのではないか、と重田さんは提案する。
本来、老人福祉センターとして位置づけられた施設だがその使い方は工夫次第である。
中学生以上の大人500円、子供300円と手ごろな利用料金というのも嬉しい。
利用時間は午前10時から午後4時まで。
寝湯・気泡湯・サウナも付いており公共施設としてはなかなか贅沢に作られたお風呂だ。
沼津の街中や港を観光、千本浜から富士山を見たそのついでにお風呂というのも悪くない。
沼津の中心市街地からそれほど遠くもなく、千本松原や富士山の景色を楽しむことができる立地。
知る人ぞ知る千本浜周辺の穴場スポットとしてこのお風呂を使わない手はない。
ほとんど沼津の住民しか利用しないであろうこのお風呂に地元の人を装って入浴する、そんな秘めた楽しみ方もできるのではないだろうか。
観光マップには載らない隠れた魅力、間違いなく沼津のコアな楽しみ方ができる場所である。
“いままでお風呂の取材に来る人なんていませんよ(笑)どなたでも利用できますから、大いにアピールしてください”
重田さんは笑顔でそう語る。
オープンから18年経つ千本プラザ。利用方法はまだまだ可能性がある。
≪千本プラザ≫
沼津市本字千本1910-206
TEL:055-962-3313
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/kurashi/shisetsu/senbonplaza/