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港と街をつなぐ手書き地図

幕張メッセで行われたデジタルサイネージジャパン2014にて「沼津における観光エリアと地域商店街をつなぐスクリーン連携」というセミナーが実施され、沼津で行われている手書き地図の報告がされた。

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デジタルの最先端の展示会でアナログなこの地図が注目された理由はいったい何故なのだろうか。
パネルディスカッションによって、その理由を改めて知ることになった。

スピーカーは東京を拠点に全国へ飛びまわる手書き地図推進委員会の赤津さん、跡部さん、大内さん。
沼津市役所 観光交流課の原さん、沼津ジャーナルの小松。

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はじめにこの地図をつくった背景が説明された。

「海、山、川、街があって沼津っていい所ですよね」
と、よく言うがどうやってその魅力を発信していくか。
そしてその点と点の魅力にどのように導線をつけるべきか。

まずは自分たちの地域を知る事から始めようと、ランドネの編集長と国交省の所長さんのトークライブの時、みなさんのおすすめ情報をチェックした付箋マップがスタートした。

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Lot.nに置かれたマップに付箋がどんどん増えていく。
その情報をもとに手書き地図をつくることになる。

作って頂いたのは、大学生、社会人、主婦など。

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そんな沼津の動きを知った手書き地図推進委員会が定期的に沼津に来る事になる。
そして全国の手書き地図を参考にしながらアドバイスも頂いた。

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その時、具体的な沼津の現状を伝えた。
沼津港には多くの観光客が来るが街に情報の発信力が無く素通りをされてしまう。

沼津水産祭の時などその傾向が特に現れる。
港は車が渋滞するぐらい賑わっているが街中はガラガラ。

駅から商店街は歩いて約10分、商店街から港までは約20分。
車でも歩きでも、二つの場所に行くともっとこの地域が知れて楽しめるはずだ。

そんな課題の解決策の一つとして手書き地図は何ができるか検証をしようと、水産祭に合わせ実証実験が行われることになる。
この時に間に合わせ、エリアやテーマごとに5パターンの地図の制作が行われた。

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街の臨場感をより伝えるために商店のおすすめ情報などの映像も用意された。
それら情報をiPadに入れ、東京から来られた約10名の方に紙の地図やタブレッドを見ながら水産祭に行った後、街を歩いて頂いた。

このコンテンツによってどのように影響を受けて、どのような行動をするのか?

【手書き地図推進委員会のレポート】
http://www.tegakimap.jp/post/87884977329

街を歩いた後、参加者から感想などを伺った。
どこに行き、なぜそこに行ったか、そしてそこで何を得たか。
買い物をした物の発表も。

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地元の者にとって、その感想は刺激的だった。
偏った情報が面白がられた。
「地図をたどると地元の生活であり食に出会えた」
という意見も聞けた。

【大学生が2人で作ったバージョン:港⇔上土商店街】
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地図のご指摘も挙がった
・国鉄の廃線跡につくられた「蛇松緑道」の情報をもっと載せてほしかった
・蔵が多くあり、蔵と歴史の情報もあってほしかった
・もっと着物屋とか布団屋などフツーのお店も紹介してほしかった

あたりまえの事が、興味を持たれるとは!
際立った観光施設のない地域でも、自分たちの“この場所らしい”生活の場を丁寧に伝えるとこの地域のファンになってもらえる。

手書き地図は場所と場所結ぶだけでなく、人と人を結ぶ媒体になっていくようだ。

これらの意見を活かしまた沼津の手書き地図はバージョンアップしていく予定だ。

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