寒さで朝起きるのがつらくなるこの季節、エイっと思い切って布団からでる。
まだ薄暗いなか準備し始めると空が明るくなってくる。
夏だとこの時間ではかなり明るくなっているが
冬というこの季節だからこそ、この時間に味わえる朝焼け。
太陽が昇るにつれて空の色、雲の色、水面の色が刻々と変わっていく
この色のグラデーションは何度見ても飽きることがない。
無人島で出会う~淡島マリンパーク~
【2014年の記事です。現在は記事のサービスを施設で提供しておりません】
沼津駅から海沿いを走り西伊豆へ車を走らせると“淡島”という小さな島を見つける事が出来る。
淡島にはホテルや水族館があるが住所がない。
そう淡島は沼津にある無人島なのだ。
姉妹のみかんのカタチ~森幸農園~
沼津アルプスのふもとにはみかん農家が広がる。
その中の一つ森幸農園。
お気に入りの場所は農園の上の方から見える海。
“本当すごい良い眺めなのよ”
と連れて行ってくれた。
TOWN MAP
TRAVEL MAP
Think Kesennuma & Think Numazu
10月5日(日)に沼津魚市場でライジングサンマフェスティバルが行われる。
今年で4回目となるこのイベント。
普段セリをしている場所にて魚市場の職員が炭火で焼いた秋刀魚を戸田塩、橘と一緒に振る舞いまう。
沼津の水産物も召し上がって頂き、 湾内のクルージングを体験したりと沼津の海の魅力を感じながら
港と港の人のつながりを考える機会になっている。
東日本大震災以降、沼津市民と気仙沼の間で様々な形で継続的な支援活動を行われてきた。
沼津魚市場の「産業が少しずつ元に戻り始め、港で水揚げができるようになったことは、同じ市場として喜びを感じます。この喜びを、沼津市民の皆さんや、沼津港を訪れた観光客の方々など、より多くの人たちと共有できたら」という想いが伝わり多くの方に毎年参加して頂いている。
港と港は海を通じて“モノ”もつながっている。
ライジングサンマフェスティバルを行い港と港の“人”のつながりを見つめ直し、港町沼津から被災地の
港に陽が昇るお手伝いを継続的に行っていけたらと思っている。
昨年度の支援金は高校生の取り組みにも支援された。
http://numazujournal.net/2014/03/kesennuma/
この時、体育館にいて卒業を迎えた一人に三浦亜美さんがいる。
ライジングサンマフェスティバルの前に三浦さんに被災当時のことや3年半経った気仙沼のことなどお話をして頂くこととなった。
震災当時中学3年生で気仙沼にて被災された三浦さん。
また被災地に通い大学で地域研究を行う泉有香さんが震災当時のことと今の被災地の現状をみなさんからの質問を加えトークライブを行う。
また震災後の行動をシュミレーションしたゲームを参加者のみなさんと行い、沼津での防災の事も考えるきっかけになれたらと思う。
イベントを通じて市民通しで交流を持ちながら、被災地から様々なことを学ぶ
■Loto.n コミュニティサロン
Think Kesennuma & Think Numazu
『大学生の被災地レポート』
日にち:9月30日(火)
時間 19:00 ~ 21:00
場所:ロットン沼津市上土町60
参加費:1600円 (学生・1000円)
【お問い合わせ】
ロットン
reservation@lotn.jp
055-919-1060
■RISING SAN-MA FESTIVAL 2014
日時:10月5日(日) 10:00 ~ 13:30
場所 :沼津魚市場第一市場 (沼津市千本港町)
【出店予定】
・焼き秋刀魚(チャリティー)
・沼津魚市場の水産物 ・ベアードビール ・我入道漁協 ・松風軒のおにぎり
【乗船体験】
・漁船体験乗船(無料)
10時~13時 定員100名
(整理券 9:30 より配布)
海と空と光と食とおもてなしの心 ~Sushi dining 志摩津~
【2014年の記事です。現在は記事のサービスを施設で提供しておりません】
千本浜沿いを歩くと海岸のすぐそばにSushi dining 志摩津がある。
このお店は海を見ながら寿司を食べられる所として、地元はもちろん県外からの方からも支持をされている。
店主の島津英希さんは、東京で修業をされ平成元年、22歳の時に沼津に戻り街なかで20席のほどの寿司屋を始めた。
そして魅力ある海岸線沿いに海を眺めるお店が他にないことから、海沿いにSushi diningを創ることにした。
今から17年前のことだ。
水が見え、穏やかな気持ちになり、人を和ませることができる場所。
その当時、国内の個人旅行がより注目されていた。
旅する方々に沼津の環境を活かした場所で食を通じて、この地域を満足をしてもらえる場所にしたかったそうだ。
毎日、海を見ているとこの地域の気候の良さを改めて感じる。
天候のおかげでもたらせる恵まれた食材。
寿司と新鮮な素材を生かした滋味深い料理。
そんな料理を沼津自慢フェスタ・THIS IS NUMAZUのセンターテーブル3日目でも味わうことができる。
今回このイベントに参加するにあたり、自分たちだけがTHIS IS NUMAZUではないと島津さんは語られた。
『沼津=寿司』
このイメージををつくった諸先輩方。
双葉寿司さんの先代は街中で屋台で寿司屋を始められ、港に店舗を構えてお客様に支持をされていった。
他にも多くの先輩方が人を育て、そしてお店が集まり寿司は沼津の文化になっていく。
島津さんは、お客さまを満足させ続けている先輩方に敬意を抱いていた。
「では自分たちの世代ができることってなんなのか?
文化をつなぐこと。
そして若い人たちにも夢を持ってもらいたい。」
普段からお客さまと接するときは沼津市民代表として話すという島津さん。
恵まれた環境に誇りを持ち、地域に来て頂いた方におもてなしを持って接すること。
普段からやられていることの延長上にこのTHIS IS NUMAZUはある。
そんな沼津の先輩方から引き継がれた文化がProud Numazuとなりその想いが集まり沼津自慢フェスタは創られていく。
Sushi dining 志摩津
〒410-0849 静岡県沼津市千本郷林1907-155
TEL.055-963-6760
[定休日] 月曜日
http://www.sushishimazu.com/
銀幕のスターが晩年を過ごした街で ~ありがとう三國さん~
昨年の4月14日、三國連太郎さんがこの世を去られた。
翌日、まちなかを歩くと街のみなさんが三國さんの事を話してくれた。
その時、晩年を過ごされた沼津でも三國さんを偲ぶ会があればという声も聞いた。
多くの方からの声が集まり「ありがとう三國さん」という三國連太郎メモリアル企画が8月29日から9月7日まで沼津市立図書館で開かれることになった。
会場に入ると、よく目にした釣りバカ日誌などの多くの映画のポスターが目に入ってきた。
様々な表情を持つ役者の三國さん。
そして展示の中央には写真家・信太一高さんによる三國さんのプライベートなど素を映した写真があった。
1972年にアフガニスタンの砂漠でのスチールカメラでの撮影から撮り続けてきた信太さんの写真。
三國さんの表情は歳を重ねるにつれやわらかくなっていく。
60代の半ばに沼津で過ごし始め、晩年は沼津で過ごされていた。
俳優三國連太郎はなぜ沼津を選んだのか?
展示を見ながら改めて思う。
群馬県で生まれ7か月の時、父親の故郷・静岡県西伊豆に戻った。
旧制中学二年まで土肥町で育つ。
この時期、沼津へ行くと映画館があったりと憧れの場所だったと、かつての広報ぬまづで語られていた。
下田港から青島に渡り、その後釜山で弁当売りをし、帰国後は大阪でさまざまな職に就きそして中国に兵役出る。
戦後は宮崎、鳥取、福島と移り住みながら27歳の時に銀座でスカウトをされ俳優としてデビューをした。
恵まれた環境ではなかったが掴みとった栄光。
銀幕のスターとして不動の地位を得て60代で求めたものの一つが沼津での生活だった。
今回の展示は様々な方に協力して頂いている。
映画会社、スポンサー企業、ご家族、写真家、ファンの方。
この展示品を借りるためお願いにまわった実行委員会の杉山さんは
「お借りする時、みなさんがとても協力的で三國さんは多くの方に好かれていたということを改めて感じた」
と今回の企画の背景も教えてくれた。
「こんなすごい方が沼津で過ごしていたという事をもっと知って頂きたい」
と杉山さんは語られた。
今回の展示に合わせ、三國さんが愛した沼津のお店を紹介した冊子が制作され配布をしている。
会場を出て冊子の地図を見ながら珈琲を飲み、狩野川に沿って海に向かい秋空を見ながら歩いてみた。
海、川、山、街、人、仕事、そして思い出との距離感が三國さんにはほどよく心地よかったのかなとふと思った。
ご自宅近くの愛鷹の農家さんとは、野菜を届けてもらったり餅つきを一緒にしたりと交友を持たれていたようだ。
今でも農家さんは三國さんと過ごした家に通い庭の手入れなどお手伝いをしている。
亡くなられて1年。
この場所に三國連太郎は存在しないが、彼は作品の中で生き続けている。
そして彼の好きだった場所もここには存在し続ける。
三國さんの映画を見た後に沼津を歩くと、昭和の激動を生きた俳優の人生の一部を少し知ることができ、三國連太郎の作品と沼津という街がさらに面白く見えるかもしれない。
三國連太郎メモリアル企画「ありがとう三國さん」
沼津市立図書館(沼津市三枚橋町)
8月29日~9月7日(9月1日:休館)
火曜日~金曜日:9時30分~18時30分
土曜・日曜:9時30分~17時
入場料:無料
沼津のまちなかで暮らすこと ~Lot.n コミュニティサロン~
沼津で暮らすこと。
ライフスタイルによりエリアを選択ができるのも沼津の魅力と言える。
気軽にジョギングやカヤックをしたいから海のそば、
車で移動しやすい郊外、
電車での通勤や商店をまわりやすい“まちなか”。
全国で人口流失6位になった沼津は本当に住みづらい場所なのか?
そして何が足りてないのか?
そんな事を見つめようと沼津の子育て中のママに集まって頂き、
今回は『沼津のまちなかで暮らすこと』をテーマに日常で思っていること、感じていること、
不安なことなど沼津市の都市計画部の方と一緒にLot.n コミュニティサロンで意見交換をすることになりました。
住む場所を考える世代で、実際の住まいへの要望や気にすることが一番多いのが子供のいる“ママ”。“まちなか”って住む場所として選んでもいいけど・・・
沼津の“まちなか”の良い悪い好き嫌い、ママとしての住みやすさ、いつも何気なく感じることや思っていることなど、住んでいなくてもOKです。
お茶とお菓子を食べながら自由にみなさんとお話して頂き、行政の方にもその声を届けたいと思います。
現在、“まちなか”に住んでいる方、またこれから住むことを考えている方、Lot.nのコミュニティサロンでお待ちしています。
===========================================
【会場】Lot.n(沼津市上土町60)
【日程】9月10日(水)
【時間】① 10:00~11:30 ②13:00~14:30
①②のうち、ご都合のよろしい時間帯を教えてください。どちらでも可な場合も教えてください。
【募集する人と定員】10名程度
沼津市内在住の子育て中の女性(特に、幼稚園生から小学生のお母様)
【参加費】無料
【連絡先】沼津市役所 都市計画部 建築指導課 担当:松本
tel 055-934-4759
mail kentiku@city.numazu.lg.jp
===========================================
movie:Fes Numazu Beach
7月20日に沼津ビーチフェスが行われた。