すべてのルーツ

沼津駅南口をでて左手に行くと
ホテルアリアがある。
その1階に本格的なフレンチレストランとして、
またアラカルト1品から楽しめるバーとして15年の歴史をもつninoeというところがある。

沼津自慢フェスタの実行委員長を務める
オーナの橋本さんのお店である。

ソムリエ、バーテンダー、調理と3つの視点から飲食に携わっている橋本さんだからこその観点で
実行委員や出店者、お客さんたちと沼津の美酒、美食を愉しむ特別な空間を作り出す。

そして、もう一つの観点。
それは海藻押し葉アーティスト。

Ninoeは海辺を感じる海のサロンとして、伊豆の海で取れた海藻を使った“海藻アート”を楽しむことができる。
オーナーの橋本さんがなぜこの店をレストランバーだけでなく海藻アートのサロンとしたのか。

“日本一の深海を持つ駿河湾のある伊豆。
実は世界一海藻の種類が多い。”

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お店には橋本さんの海藻アート作品を飾っている。
このアートは浜辺に打ち上げられた様々な海藻を素材にした「押し葉」だ。

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どれも本当にきれいな色でまるで絵のようだ。
こんなにもきれいな色を海藻が持っていたなんて驚きである。
カラフルなものから幾何学的な模様を持つものまで。
一つとして同じものはない。
その海藻は丁寧にまた押し葉アートとして命を吹き込まれる。

なぜ、海藻押し葉をしようと思ったのか。
問いかけてみた。

「東京で働いたのち、地元に帰ってきた。
東京都比べると最新の情報が遅いかもしれないが
東京ではできないことをしたい。」

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そう思いとにかく地元を調べることにした。
徹底的調べる中で“海藻押し葉の本”に出会う。
作者は修善寺在住。
これが海藻アートとの出会いだった。

すべてのルーツがここ(海藻)にはある。
地球ができて、海ができて、プランクトンが生まれ、海藻がうまれ・・・
私たちやわたしたちを取り巻くものが生まれる。
この果てしない過去へ道にはロマンがある。

つまり野菜からワインまで元をたどれば
植物のルーツ、そう海藻なのだ。

東京にではできないこと。

海に5分でいける。
街中にいても海を感じる。

この海藻押し葉をやるようになり
仕事へのとりくみも変わったそう。
海、山の恵みを十分に理解し手をかけて提供する。
海藻が果たす役割、地球の現状、自然への関心などすべてにおいて”食”につながり
“海藻アート”を見ることで意識がかわる。

地元の資源を大切にする働き方、
地元らしい働き方は地元が持っている当たり前を見て見つかる。
そんな気がした。

沼津自慢フェスタ2013ではいろいろな「食」を通じていろいろな人が出店する。
その人にしかない個性。
形は違えど、地元を愛する人たちが集まってくる。
それがイベントを通じて具体的な形になり、出店者も参加者もより深まればいい。

「昨年の自慢フェスタも良い時間だった。
今年は“楽しい気持ち”をより多くの人に味わってもらいたい」
と一言をいただいた。

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≪Ninoe(ニノエ)≫
静岡県沼津市大手町2-4-8 ホテルアリア1F
営業時間:18:00~翌2:00 定休日:水曜日
tel:055-963-0031

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