“曲がる棒に人生をかけている”
HAIRock。
それは彩どりの糸をまとった曲がる棒。
使い方は自由自在。
髪留めの代わりにしてもいいし、
カーテンをとめるものにしてもいい。
キャンプなどアウトドアでも活躍しそうなこのアイテム。
ただとめるだけでなくカラフルな色が目でも楽しめる。
“おすすめは猫の頭に丸めておくことです”
おちゃめにかつ真剣に話を聞かせてくれたのは工場長の中伊豆太郎さん。
10年前、ドレッドヘアだった太郎さん。
ドレッドヘアは自分の髪の毛で縛るか針金でしばるしかなかったそう。
その時、針金を装飾して使い始めるようになった。
それをみた友人たちがほしがり、プロダクトとしてちゃんと作るようになった。
こわれにくく、よりロスを減らして作れるように追及をし改良を重ねた。
ハサミ1本。接着剤はつかわないとてもシンプルな構造だからこそ
突き詰めるためへの努力をしてきた。
ハサミ1本、それとテクニックとセンス。
それだけでできるのがHAIRock。
“一点もののクラフトではない”
より気軽に、いろいろな人に手に取ってもらえるように
効率よく、そしてほぼ同じものが作れるようにしたかった。
パッケージにもこだわり
現在の形になったのは2年前。
とにかく
“手に取って見てほしい”
そう語る。
丸くHAIRockがくるんとおさまるパッケージ。
思わず手に取ってしまう。
約ひと月でお店の商品を変えて回る。
色とりどりのHAIRock。
いつかはそのパッケージに想いを届けられるような
何かができたらと夢は膨らむ。
曲がる棒は可能性に満ちている。
副工場長の兼崎香さんは北海道出身。
縁あって住むようになった街。
“気候がいい。それにいい音楽、お店、自然。
本当に住みやすい街”
二人が地元のお店にHAIRockを置くこだわり。
地元で頑張っているお店と一緒に頑張りたい。
週末にはイベントや展示にも参加。
活動的なHAIRockに込められた
“ただ見てもらいたい。見たことによってその人の何かになれば”
可能性を秘めた曲がる棒に期待ができる。
色とりどりのHAIRockはLot.nにも1600円で販売している。
お気に入りのHAIRockをお気に入りの使い方で。