沼津中央公園(沼津市大手町)で9月5日〜7日の3日あいだ、「沼津自慢フェスタ~THIS IS NUMAZU2019~」が、今年も盛大に行われた。
このイベントは今年で通算10回目、実行委員形式になって8回目になるイベントだ。現在は沼津中央公園と川沿いに面する「かのがわ風のテラス」を中心に行われていて、長年多くの人によって育まれたイベント。初日は平日にも関わらず、平年よりも多くの来場者が会場に集まった。
取材当日の初日は、寿司店や中華、イタリアンや餃子、かき氷の屋台が並び、名物の「NUMAZU BAR」では、地元のバー6店舗が店舗自慢のカクテルが提供された。その出店者の情熱と、それに賛同する来場者の活気で、当日は埋め尽くされた。
この日訪れた40代の男性は「毎年1人でイベントに訪れるが、このイベントに来れば知り合いや友人が集まっていて、元気を与えてくれる。バーのクオリティも高く、毎年楽しみにしている」と話す。
今年は全年以上に環境に配慮したイベントを展開。その新しい企画の一つが、イベントオリジナルのリユースカップの登場だ。
沼津市商工振興課の梶愛さんは「今年度から、会場内のゴミの軽減を目的とし、あらって複数回使えるリユースカップの販売を開始した。環境にも優しい取り組みにも参加し、ぜひ楽しんでほしい」と話す。。
会場をさらに華やかにするのは、沼津を中心に音楽活動を行っている音楽家たち。夏の夜に広がる音楽は、沼津の街を緊張感から解き放ち、川辺に力の抜けた穏やかな時間を演出してくれる。
イベント主催者は「昨年よりも安心・安全を心がけて開催の準備を行った。今年は雨の心配がなくとても安心した」とのこと。夏の終りのこの時期、雨の悩みはつきもので、ここ数年雨の心配されていたイベント。
今年は終始晴れやかな気分で行えた。これも日頃のスタッフの行い・・・だろうか。
これからも「美酒・美食のまち」を代表するイベントを沼津ジャーナルは応援していきたい。