1月10日KANOGAWA MEETINGの1回目が行われた。
毎月第二土曜日の14時からふらっと川に集まり、川の事を話し、考えようという集まり。
今回は高校生、大学生、社会人、行政の方などが参加された。
この日は寒かったため、あげつち会館で川を眺めながら開催。
自己紹介の後、川の思い出について話題が出た。
鯉のぼりの時が好きだった、個人で花火を昔はやっていた、友達に会う場所だった…など。
ではこれから川で何がやりたいか?
という話題が出た時、ミズベリング事務局の岩本さんから質問が出た。
『そもそもなぜ川で何かをやらなくてはならないのか?』
大学生から、“帰ってきたい町になってほしいから”と言う意見が出た。
「これから東京で就職をするが将来また沼津に戻ってきたい。
そして自然のなかで子育てをしたい。
だから川も活かして住みやすい環境をつくっていてほしい。」
他の方からは子供達に川の思い出をしかっり持ってもらい、自分の住んでいる街のアイデンティティの一つになればという意見も出た。
そんな事を踏まえ次のような案が出た。
・現在、港でやっている鯉のぼりのフェスタがまた川に戻ってきてほしい
・子供たちの夏の思い出が増えるように手持ち花火をマニュアルに基づき自由にできるようにするのはどうか
・川の見える所に自習室ができたらいいのではないか
また高校生から、沼津の活性化のお手伝いとしてまず狩野川沿いで行われるローカルマーケットでブースを出したいという計画も出てきた。
その意見後、ミズベリング事務局からポートランドの事例の発表をして頂いた。
現在、全米一住みやすいと言われるポートランドには街中近くの川沿いにとてもきれいな公園がある。
実はここ、高速道路を作ろうとしていたのを市民の声を代表し市長になった方が、計画をひっくり返して市民に必要なものとして公園をつくったそうだ。
そんなポートランドは自治会が住民の声を拾いあげ市の政策に反映させやすくなっているようだ。
この狩野川も民意をどのように反映させていくか、やりたいことがどう進んでいく方法があるのかを川を眺めながらみなさんで考えた。
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次回のKANOGAWA MEETINGは2月14日(土)に行います。
3月は15日となりローカルマーケットで開催。
変則的に日曜日に開催になります。
お時間がある方はお気軽にお越しください。