沼津アルプス最大の難所へ<南ルート:志下山⇒大平山>

鷲頭大平山

前回の横山~徳倉山ルートに引き続き、沼津アルプスを堪能する。
今回もLot.nからスタート。
香貫台入口から登り、志下山、小鷲頭山、鷲頭山、大平山までが今回のルート。
9時42分、上土バス停から沼津登山東海バスの下香貫循環に乗り、香貫台入口を目指す。

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バス停から10分ほど歩くと徳倉山の登り口に。そこから香貫台の分岐点まで急坂を登ること20分。

<高低差MAP>
沼津アルプス標高MAP

登る前に全体の高低差を確認しよう。
こう見ると低山ながら標高差が激しい事がわかる。
沼津アルプス最大の難所は小鷲頭山手前のグイッと登る斜面である。

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天気はいいものの海からの風が強く、山の尾根に差し掛かると体を押されるような風を受ける。
象山の背中は比較的なだらか、しばらく歩くと岩に千金岩の文字。
視界は開け、眼下に淡島と江浦湾、そして伊豆半島という眺望を眺めることができる。
この景色は横山~徳倉山ルートにはなかった景色だ。
志下山周辺はさざなみ展望台や奥駿河パノラマ台などビューポイントも多く、海沿いならではの景色を楽しむことができる。

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ふたつ連続して見えるのが小鷲頭山と沼津アルプスの最高峰、鷲頭山だ。
道中はぼたもち岩や中将宮など見所も多い。
ゆったりとした気持ちから、気を引き締め最大の難所へ。
小鷲頭山に差し掛かると急な斜面が待っている、ロープを頼りに何とか体を持ち上げる。

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標高330mの小鷲頭山に到着、ここからは牛臥山と御用邸の松林を見下ろすことができる。
難所を征した達成感と共に小鷲頭山山頂でランチがおすすめだ。
Lot.nで買った山桜カッティングボードの上にパンを並べ、オイルサバディンをサンドして食べる。
やっぱり山メシは格別だ。

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しばしの休憩後、鷲頭山を目指し再スタート。
山頂では休憩するいくつかのグループに遭遇。皆さん、それぞれに沼津アルプスを楽しんでいるようだ。
鷲頭山から10分ほど下ると多比峠に差し掛かる。
その先から多比口峠まで、沼津アルプスのハイライトとも言われるやせた岩尾根が続く。

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多比口峠から大平山までの往復は20分ほど。
大平山山頂は眺望こそないもののベンチなどがあり、休憩するにはうってつけの場所だ。
再び多比口峠に戻ってきたら、そこから下山ルートを進む。
山道を抜けるとミカン畑が広がる。

冬場はミカンの収穫時期である。
この辺りは無人のミカン販売所も多く設置されているので
ジューシーなミカンで喉を潤すのもおすすめだ。

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