2011年11月11日11時11分。
沼津の北口に話題を持って現れた“ココチホテル沼津”
老舗ビジネスホテルのホテルニューオオタケが区画整理のため移転した際に新しく生まれ変わった。
ビジネスホテルとシティーホテルの中間のようなホテル。
なんといってもセキュリティーが素晴らしい。
12時以降はホテルの宿泊者以外は中に入ることができない(カードキーが入口にある)
また、自分の宿泊フロア以外はいけないようになっているのだ。
女性の一人旅や大学受験や高校受験で一人で未成年だけでの宿泊でも安心だ。
※10階のコーナーツインの部屋から東方面を見た景色。奥には箱根の山、手前には沼津駅を一望できる。
さらにココチホテル最大の売りであるリラックスルーム(ダブル、ツイン)がある。
和モダンを意識した部屋には
グレーの畳。そして低めのベッド。
靴を脱いでくつろげる。
とある部屋はトイレにお花まで。
まるで家が移動したような落着き感は旅の疲れを本当にいやしてくれる。
なかなか外では寝れないという人も眠ってしまいそう。
ビジネスマンもいい仕事ができそうなこの部屋。
部屋に戻ったら、ぱーっと靴を脱ぎすて
自宅のようにくつろぎ
駅まで1分という立地を活かし、
そのまま東京へ出勤というのもありだろう。
これは心も体もリフレッシュできるからこそ。
富士山を見てから出社するものたまにはいいもんだ。
2年目のココチホテル、細部まで気を配り
オシャレかつリラックスできる空間に仕上がっている。
部屋も良い香り。一部屋一部屋にこのような身だしなみセットがあるさりげない心配りもたまらない。
スタッフは接客が本当に好きなんだそう。
アメニティーもひとつひとつスタッフが2年の間に必要なものを選び
バラバラにならないように男性用女性用にパッケージしている。
またフロント対応も性別年齢問わずどのスタッフもとても笑顔で親切だ。
メモ用紙一つをとっても畳の和モダン。
38年続くビジネスホテルからさらに進化したホテルに。
徹底した“ここち良さ”を提案した社長の想いが詰まっている。
実はもう一つ、心地よさにさらにプラスαの楽しみがある。
全国からデザインを募集しコンペが行われ
受賞したアイディアがデザインルームになった。
●最優秀賞になった7歳の女の子がデザインしたという「夕やけ空」
●本が壁一面におかれている「トラベルライブラリー」
旅の本、生活の本、小説などがおかれている。
トラベルとついているがいわゆるガイドブックはおかれていない。
より豊かな生活への旅路を示唆してくれるような本が多いと感じた。
どの部屋も布団の収納場所など細かいところまでデザインの邪魔にならないように計算。
宿泊という泊まる意外のデザインと泊まることをうまく融合させてある。
ビジネスホテルにきて、こんな珍しい空間に宿泊することはまるで遊園地に泊まるような高揚感がある。
本当に”夢がみれる”部屋になってる。
この試みも珍しいことだ。ちなみに泊まるときにはちゃんと部屋のデザインを確認して欲しい。
リラックスとデザイン、そして遊び心。
社長の想いにさらにスタッフの力が加わって
“ホテル”よりも“家”に近く、でも“非日常”というここでしか味わえない空間になっている。
≪ココチホテル≫
沼津市高島町1−12
TEL:055-924-1100
http://cocochee.jp/
1名様利用リラックスツイン(畳敷き):7,800円(休日)
2名様利用和モダンなツイン(畳敷き):10,800円(休日・一人当たり)