“本音を言えばゴミ拾いをしたくありません。でも悲しいかな、
目の前にゴミが落ちていると拾ってしまう、そんな仲間です”
月に一度、第三日曜日は街にクリーン・ピースが出現する。
有志で集まった仲間たちがワイワイと街を歩く。
その手には大きなゴミ袋とトング。
中央公園に集まって
今日はどこへ行こう。誰とペアで行こう。
と話をしている。
歩き出してすぐに、
立ち止まった彼らの行動の先には“ゴミ”があった。
街に捨てられたゴミを拾っているのだ。
2006年、沼津の街中にある古着屋のジュジュカとパイロット、美容院のバレッタの夫婦たちが飲んでいた時にこの取組をすることが決まったそう。
というのも、ジュジュカとバレッタの二人は川釣りが趣味で川にゴミがたくさんあると、
そしてパイロットも昔あった店の裏に小さな川があったそうでそこのゴミが気になってゴミ拾いをしていた。
“お酒を飲む席でぐちぐちゴミのこと言っててもしょうがない。
なら拾おうぜ!ってことで12月の第3水曜日から始まったんです”
そう答えるのは初期メンバーのパイロット秋山博則さん。
なんと初日は雨。最悪のスタートを迎えそんなに長く続くとは思ってなかったそうだ。
川で釣りをしている人は川を中心に等
回を重ねる事に目的がしっかりしてきたそう。
″拾うのが目的だから面白いし、楽しいですよ。
嫌々やるのは嫌だから。何にでも面白さを見つける方がいいでしょ”
その時にしか会えない人もいる。
おしゃべりをしながら楽しくゴミを拾う。
こんな会はゆるやかに続きながら2015年4月に100回目を迎える。
気になった方!第三日曜日の20時に沼津中央公園に一緒に集まり気軽に参加がおすすめだ。