朗報。沼津で、超掘り出し物件。
狩野川沿いにたたずむブルーウォーター。
15年前から沼津の町を見つめ続けライフスタイルを提案してきた、言わずと知れた名店である。
なんと、現在このカフェで、一緒にお店を盛り上げるテナントを募集している。
募集のテナントのフロアはカフェと同一フロアの西側部分、道路に面した、エントランスを入って左右の空間だ。
これまでカフェ併設のアパレルショップとして使われていたが、
オーナーの交代に伴い、新たに入居テナントを募集しているとのこと。
実は今年の4月、ブルーウォーターは一度閉店を迎えた。
しかし、この素敵なカフェが町から消えてしまうことを惜しんだ現在のオーナーが、カフェのオーナーを買って出て、この10月に再スタートを切った。
普通、オーナーが交代すればカフェの名前も変わるが、新しいオーナーはそうはしなかった。
その姿勢から単なるお店というより、まちのひとつの個性として、このカフェがこのまちでつむいできた時間と空間を継承したいという意志が伝わってくる。
ブルーウォーターは2階建て倉庫風の白い建物。
2階部分の広い空間の2/3程がカフェスペース、残りの1/3が物販スペースとなっていた。
内装もオフホワイトが基調で、壁や床にはラフさが残り、それが温かみのある雰囲気をかもし出している。
ブルーウォーターの一番の魅力は、なんといっても一面ガラス張りの東側の窓とバルコニー。
たっぷりと水をたたえた狩野川と、こんもりとした香貫山が、まるで額縁に入った絵のようで、
私は密かに、このまちで一番沼津の美しさが感じられる場所なのではないかと思っている。
一足先に10月からカフェ部分は、フレンチレストランのベルジュが運営している。
ブルーウォーター名物のアップルパイも引き続き食べられる。
“お店を通じてまちを元気にしていきたい”
店長の千葉さんはそう語られた。
千葉さんは、若干24歳。
以前からカフェをやりたかったという千葉さんの夢を経営陣のみなさんは知っていてチャンスを与えてもらったと言う。
若いスタッフも多く、フランクで和気あいあいとした雰囲気で、新しいアイディアやテナントとのコラボレーションにも柔軟に対応してくれそうである。
空間を共有するテナントについては、”特にこだわらないけれど、何かしらカフェと馴染みやすい業種・業態だといいと思います”とのこと。
食品やギフト、ライフスタイル雑貨系の小売り、本や音楽などなど。
まちの新たな文化の発信拠点となるようなものだと楽しそうだ。
今回募集のテナントは60㎡の広々としたフロアを2~3区画に分割して貸し出したいとの意向だが、用途に特段制限はなく、業種により条件は相談に乗れるとのこと。
この物件の掘り出し物たるゆえんは、ここを訪れるブルーウォーター・ファンが既にいるということと、確立した店舗イメージがあるということ。
客層は20~40代女性を中心に幅広いが、感度の高い顧客が、カフェついでにお店に立ち寄ってくれるなんて、夢のような条件ではないだろうか。
またお客様用の駐車場も共有して使用できる。
“新たにお店を持ちたい”と考えている方がパイロット的につかってみるもよし。
既存の店舗を持っている方がもう一歩幅を広げるためにアンテナショップ的につかってみるのにもうってつけ。
最小限の改装で入居できるという気軽さもいい。
とにかく、この物件、放っておくにはもったいない。ひとまず下見がてらブルーウォーターへお茶しに行ってみるのもおすすめだ。
【物件情報】
住所 : 沼津市魚町15
土地面積 : 各区画 約20㎡
賃料 : 要相談
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