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40年前から続く心地よさ~梅邑Bar~

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沼津銀座に店を構えて40年以上、知る人ぞ知る名店といえばバー梅邑(うめむら)である。
まさに隠れ家といった入り口を開けると2階に続く階段、2階に上がるとやや暗めの照明にバーカウンター、テーブル席も2つ、こじんまりとしたなかにどこか歴史の重みを感じさせるお店である。

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着物をもっと身近に~しらかべ衣料百貨店~

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創業95年のしらかべ衣料百貨店は昭和34年から現在の上土町で営業している。
当時は着物に限らず、婦人服や紳士服などの洋服や服地などフロアごとに販売をしていた。
4階建ての建物はまさに百貨店と呼べる様子であったが、10年前から呉服専門店として営業している。

“専門店として力を集約することによって生き残っていこうと思ったんです”

副社長の白壁忠孝さんは語る。

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着物は安い買い物ではない、だからゆっくり考えてほしい。
ただ着物を売るのではなくて、店員との会話を楽しんでほしい、分からないことがあればなんでも聞いてほしいと白壁さんは言う。

“着物という性格上、人生の節目に購入されるお客様も多い。だから、長いお付き合いができたらいいと思うんです”

しらかべには家族で訪れるお客さんも多い。
七五三や成人式などといった人生の節目に着物を購入する。
それは親から子へ、祖父母から孫へ、愛情の表現として家族の絆の証として一生残るものである。
そういったある種の記念日に立ち会うこと、一緒に祝うことを白壁さんは自身の喜びと捉えている。

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“着物が好きという方は結構いるんです。そういった方のためにも入りやすい店づくりをしていかないといけないんです”

しらかべでは定期的に着付教室やお手入れ無料相談会などを行うなどして着物全般のフォローをしている。

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店内の一部を使い着物にちなんだ版画やパッチワークなどの作品を展示しているのもより身近に着物を感じてほしいという想いからだ。
目指すは敷居の高い呉服屋ではなく、もっと気軽に着物の相談ができる店。

“ここだけの話ですけど、男性も着物を来て飲み屋とかに行くんですよ。そうすると女性の反応が全然違いますからね。一度試してみてください(笑)”

笑顔でマル秘テクニックを教えてくれる白壁さん。
なるほど、一度試してみようかという気分になるから不思議である。
特別な日から普段使いまで様々な用途に応える着物とその専門店。
日本の文化は思った以上に身近なところで支えられている。

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≪しらかべ衣料百貨店≫
沼津市上土町48
TEL:055-962-1995

沼津ソウルフード:愛され続ける惣菜パン~桃屋~

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“もともとはお肉屋さんでメンチなど販売していたのを主人がパンにはさんで売るようになったんです”

インタビューに答えていただいたのは桃屋の内田耀子さん。
沼津に欠かせないソウルフード、桃屋の惣菜パンは東京オリンピックが行われた昭和39年に生まれた。
その発想の原点は映画だったという。

映画館が多かった当時の沼津で少年時代を過ごしたご主人は大好きな映画の中に出てくるターザンやロビンフッドといったヒーローたちが焚火にあたりながら食事をとる風景を観て、惣菜をパンにはさめばアウトドアでも食べることができると思ったそうだ。
初めはハンバーガーのバンズのような形のパンを使っていたが学生のお腹をいっぱいにさせてあげたいと思いコッペパンに変えた。

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“コロッケをパンにはさんだだけだとむせてしまうので和風の甘いたれを作ったんです”

こうして現在まで変わることない桃屋の惣菜パンが完成した。
一見・・・、いやよく見ても素朴。

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その人気は幅広く、地元の沼津市民はもちろんなぜか県外からのお客さんも来る。
桃屋の惣菜パンを持って狩野川や千本浜へ行くというシチュエーションは沼津ではよくある風景である。

小さいころに親に連れられてよく食べていた、学生時代お腹が減ってはよく買っていた、そんな思い出をそのままに大人になっても通う常連客も多い。
親子三代に渡って桃屋のファンという方もいるそうだ。
カツサンド、メンチカツサンド、お好みサンドなど人気はやはりお店独自の甘いたれ。
これが病みつきになるから不思議だ。

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“週末とか多い時は1000~1100個売れます。もう油まみれになりますよ”

耀子さんもまさか自分が桃屋に嫁いで、惣菜パンを作るとは思っていなかったそうだ。
近所のデパートガールとして働いていた耀子さん、桃屋の惣菜パンが好きでよく買いに来ていたところ、ご主人から猛烈なアプローチを受けたという。

“あまりにもしつこくて、とうとう断りきれないで、お嫁に来てしまいました(笑)”

家族で守る桃屋の味、決して変わらないその味には多くの思い出が詰まっている。

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桃屋の惣菜パンを持って沼津の街を歩く。

それは沼津の“今”の物語につながる。
そして、良き時代の物語を多くの人は思い出す。

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≪桃屋≫
沼津市町方町5
TEL:055-962-7824

映像で沼津の魅力を知る~沼津ショートムービーフェスティバル~

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沼津ショートムービーフェスティバルをご存じだろうか?
沼津市の持つ魅力、「ぬまづのお宝100選」を題材とした10分以内のショートムービーを募集し、市内の映画館で入賞作品の上映を行うというもの。
市制施行90周年記念事業の一環で今回が初めての試みとなる。
これは映画等の撮影場所を誘致して地域活性、文化振興を図ろうというフィルム・コミッションの一部として行われたものだ。沼津市内が撮影地となり、沼津の魅力をPRする映像やそこに行ってみたくなるような映像をテーマにプロ、アマ問わず計15作品が集まった。
入賞した11作品は会場となったシネマサンシャイン沼津にて上映された。

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“上映会を文化センターや図書館でやろうという案もあったんですけど、やっぱり付加価値を付けたいと思いまして映画館でやったんです”

インタビューに答えていただいたのは沼津市観光交流課の尾和富美代さん。
今までにない形の企画だったのでどうなるのか不安だった面もあったそうだが当日は定員である150名で映画館は賑わった。
上映された11作品はどれも工夫を凝らした作品。それぞれの視点で沼津の魅力を伝えるものだ。そのなかから最優秀賞1作品、優秀賞5作品が選ばれた。

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優秀賞を獲得した「トライアングル」を制作した加藤悠人さんは大学時代に趣味で映像を制作、1年前に仕事の関係で沼津に来た。外から見た沼津をテーマに初めて沼津を訪れた人がどんなところに魅力を感じるかを作品にした。
同じく優秀賞の「御成橋物語」を制作したのは沼津プロレス代表の高橋裕一郎さん。ひとりの女性が沼津の街によって元気をもらい、成長していくというストーリー性を持たせた作品によって沼津の良さを知ってほしかったと高橋さんは言う。
最優秀賞は山本広気さん(NUPURI FILMS)。普段より映像制作の仕事を手掛ける山本さん。沼津で生まれ育った山本さんは今回のショートムービーフェスティバルをチャンスだと思ったそうだ。沼津の海、山や川、街など約40カ所を丁寧に映し出した作品。そこに注ぎ込まれた時間と情熱は圧倒的である。
審査委員長を務めた松竹チーフプロデューサーの石塚慶生さんの評によれば断トツの出来だったとのことだ。

“今まで沼津に住んでいてやっと恩返しができました”

山本さんからは最優秀賞の喜びと共に感謝の言葉がでる。

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今回入賞した11作品はすべてYouTubeで観ることができる。
画面に映る沼津の自然や街並み、沼津で暮らす人々はもちろん、映像を撮っている側の個性も楽しんでほしい。
どんな想いをもって映像を撮影しているのか、そんなことを考えながら観ていただきたい。
撮影者の想いと共に沼津の魅力を再発見できるに違いない。

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入賞作品は下記URLから見る事ができる。
http://www.youtube.com/user/numazucity/featured

photo by chiye kawakami

 

農家に生まれて~静岡ACT~

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ネオパーサ駿河湾沼津のすぐ下のビニールハウスで花の苗を育てている一軒の農家。
駿河湾を一望するロケーションでインタビューに答えていただいたのは大村園芸の大村篤行さん。
農家に生まれ、農業高校に通い、それ以降農業の担い手として花苗を育ててきた。
大村さんのような若い農業の担い手が集まるコミュニティがある。

12.15農林まつり①

静岡ACTと名付けられたこのコミュニティは沼津や三島といった県東部や伊豆の35歳以下の若い農家の集まりで現在は13名のメンバーが活動している。名前やメンバーを変えて10年以上続いているそうだ。
主な活動内容としては各地のイベントに出店して農産物の販売を行ったり、それに合わせて新しい商品の開発などもあるが、メインは月に一度行われる定例会での情報交換だと大村さんは言う。

“お互いに同じ悩みを抱えていたりしますから、集まってただお酒を飲んでいるだけでも励みになりますね”

農家に生まれて、親と共に働く、そこには悩みも多くあるという。
会社勤めとは違い、同僚と呼べる人間もいない。どちらかと言えば閉鎖的になる人間関係だからこそ静岡ACTのような人の繋がりが重要になってくる。

9.13定例会(試食検討)①

また、イベントに出店することにより普段はできない対面販売をできることが刺激になるそうだ。

“消費者の方に直接販売できるのはやっぱり楽しいですよね。農業をやっていて一番うれしいのは美味しいとか感想を直接聞いたときですからね”

花苗やお茶など生産する品目こそ違えども消費者の手に直接届ける喜びは一緒だ。
生産から販売まで関わることによって得られる充実感。
自分の仕事が社会のためになっていると感じることのできる瞬間は何よりも得難い喜びである。

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そんな静岡ACTは3月16日に行われるKANOGAWA LOCAL MARKETにも出店する。
販売するのはお茶や花苗、みかんや無農薬のレモンなど。次に食べた物を甘く感じさせるというミラクルフルーツも販売される。
この機会に未来を担う若手農家の情熱を体感していただきたい。

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ゆっくりと深呼吸をする場所~Su-Ha~

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カフェSu-Haのオーナー、榊原香さんが東京でのデザイン関係の仕事を辞め、地元である沼津に帰ってきて店をオープンさせてから10年が経った。
当初は10年続くとは思ってもいなかったそうだ。
いまでは沼津でアジア各国のいろいろな料理が楽しめるお店として沼津で貴重な存在になっている。

榊原さんはアジア料理というより‘アジアご飯’が好きだった。
夜デザートだけを食べられる場所にも行きたかった。
でも沼津にはそのような場所が無い。
だったら自分で場所を作っていこうとカフェSu-Haが始まるきっかけとなった。

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リラックスしてゆっくり深呼吸しながら料理を楽しんで頂きたい。
“吸ってはく”ように。
そんなコンセプトからスウハという店名が決まった。

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“毎日バタバタと忙しいんですけど、本当はゆったりとのんびりやりたいんですよ(笑)”

タイやベトナムなどテイストは現地のまま、洗練された食べやすいアジア料理を心掛けているという榊原さん。こだわりは料理の色彩や盛り付けにも表れている。その鮮やかでカラフルな色彩は見ているだけでも楽しい気持ちにさせてくれる。

また店内のインテリアや調度品もアジアな雰囲気にまとめられており、何度も訪れたくなるお店である。

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“アジアって調味料や野菜を足しながら自分好みの味にして食べる文化があるんですよね”

例えば、ご飯に砂糖をかけたりする独特な食べ方、その組み合わせの不思議さについてあれこれ言いながらみんなでワイワイ食べてもらいたいと榊原さんは言う。
慣れ親しんだ人との会話の材料になる、そんな料理。
食べることはもちろん、見た目も会話も楽しめる料理がSu-Haにはある。
そんな榊原さんの食に対する想いは≪fundish≫へと繋がる。
≪fundish≫は、アジアンにとらわれない料理の提案をしたいと思い、榊原さんが立ち上げた食のプロジェクト。
2~3ヶ月に一度のペースでイベントやコラボなど、その時々のテーマに合わせて料理を作ったり、ワークショップを開催している。

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“子供の頃から誰かのために料理を作ることが好きでした。ご飯を作ることは楽しんだよ、自由でいいんだよというのを知ってほしいですね”

決してとらわれることなくより自由な発想で食を楽しみたいと始めたこのプロジェクト。
榊原さんのそばにはいつでも魅力的な料理があり、多くの人が集まる。
食事が持つ本来の楽しさを多くの人に知ってほしい、榊原さんのそんな想いは10年前と変わらず現在進行形で進んでいる。

≪Su-Ha≫
沼津市下香貫前原1477-1 沼津石材株式会社2F
TEL:055-931-0956

写真:川上千絵

Waterside LIFE ▷ 阿見屋サロン

狩野川の流れが眼前に広がる絶好のロケーション。
レンタルスペースとして阿見屋サロンでは音楽の演奏が行われている。
また、ピアノやドラムのレッスンなども定期的に行われ、人が集まる場として機能している。
阿見屋サロンが出来てから30年以上。内装はほぼ完成当時のまま。
照明から家具、小物までどこかレトロで暖かい味わいを出している。
ゆっくり流れる時間と音楽。窓の外には刻々と表情を変える狩野川。
なにか秘密の場所を知ったようなそんな気分。
大人な時間の過ごし方ができる場所だ。

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レンタル料は1時間、5,000円
阿見屋サロンのお問い合わせについては阿見屋パーキングまで。

≪阿見屋パーキング≫
沼津市上土町1-2
TEL:055-951-0214

ひとりで申し込んでみた!~ぬまづ観光ボランティアガイド~

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ぬまづ観光ボランティアガイドは御用邸記念公園やびゅうおなどの観光案内、ウォーキングイベントの開催などを行っているが、なんと一人でも利用可能とのこと。
これは早速申し込んでみるしかない。
コースはいくつかに分かれている。希望者はその中から好きなものを選び申込書を送ればいい。
千本浜公園を中心としたコース、びゅうおや沼津港魚市場をまわるコース、香貫山往復コースなどどれにしようか迷うところだが、今回は御用邸記念公園を案内していただくことにする。
当日は御用邸西附属邸の入り口で待ち合わせ。どんな方にガイドしてもらえるのかと緊張してくる。

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今回ガイドしていただいたのは長谷川明郎さん。目印は紫色の帽子である。
簡単な自己紹介を終えると、長谷川さんの案内で厩舎として使われていた建物へ入る。
ここは誰でも利用できる休憩所になっている。
そこで今回案内していただくコースを確認しながら御用邸の成り立ちや歴史を教えていただく。
一通りの説明が終わったら西附属邸をぐるっとまわりこむように海辺へと出る。

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ここからの景色は良く、駿河湾に面した牛臥山、淡島、達磨山、天城連山と一望できる。
歴史民俗資料館では昔の人々の暮らしぶりや、江戸時代から大正初期にかけて内浦・静浦沿岸で行われていたマグロなどの囲い込み漁の様子を知ることも出来る。

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また、御用邸の敷地内に作られた防空壕の跡など、一人では見逃してしまいそうなものまで丁寧に案内していただく。

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その後、、昭和天皇の学問所として造営された東付属邸を一周。
途中、潮風から生活を守った沼津垣の話や京都の待庵を忠実に再現した駿河待庵など長谷川さんの説明にも熱が入る、また、東付属邸の窓ガラスに使用されている手作りガラスの話など興味深い話を聞くこともできる。

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東付属邸をまわり終えるとガイドは終了。
ここまで2時間のコースだったが、あっという間に時間は過ぎる。
長谷川さんによると平日は事前の申し込みが必要だが、土日はボランティアガイドのメンバーが常に待機しているので気軽に声をかけてほしいとのこと。

“ボランティアガイドはそれぞれ勉強してますから、個性があって面白いと思いますよ”

ボランティアガイドの方との会話を楽しみながら御用邸記念公園を散策するのも面白い。

≪ぬまづ観光ボランティアガイド≫
沼津市千本港町117 NPO法人沼津観光協会内
TEL:055-964-1300

ガイド料 1,000円(1グループ)

コースもいろいろ!
1.潮の音プロムナードコース(以下の一部あるいは前コース)
 ①千本松原・千本浜公園・若山牧水記念館(所要1~2時間)
 ②港口公園・沼津港大型水門「びゅうお」・沼津港魚市場(所要1時間)
 ③我入道の渡し・芹沢光治良記念館・牛臥山公園(所要1時間)
 ④沼津御用邸記念公園(西附属邸・本邸跡・東付属邸)(所要1~2時間)
2.沼津駅からの周遊散策コース
 ①香貫山往復コース(所要2~3時間)
 ②狩野川・駅周辺史跡コース(所有1~3時間)
3.文学コース
 ①若山牧水コース(所要1~2時間)
 ②井上靖コース(所要2~3時間)
 ③芹沢光治良コース(所有1~2時間)

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海を見た後は浜の近くのお風呂で~千本プラザ~

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“海沿いをジョギングやウォーキングをした後に寄っていただけたらと思うんですけどね”

そう語るのは千本プラザの館長の重田輝夫さん。
千本プラザがオープンしたのは平成7年。
以降、子供から高齢者までが世代の垣根を越えて集い交流することができる世代交流の場として機能している。

松間からこぼれる光がやわらかくこの施設に射し込む。

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コンサートも可能な音楽ホールや人数に応じて大きさを選べる会議室、軽運動室や音楽スタジオ、陶芸室などあらゆる用途に応じた施設を備えている。

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その中でも隠れた人気が浴室である。

夏であれば千本浜で海水浴を楽しんだお客さんの利用などもあるそうだ。
海水浴以外にもジョギングの帰りやサイクリングなどのアウトドアスポーツの疲れを癒す場としても使えるのではないか、と重田さんは提案する。

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本来、老人福祉センターとして位置づけられた施設だがその使い方は工夫次第である。

中学生以上の大人500円、子供300円と手ごろな利用料金というのも嬉しい。
利用時間は午前10時から午後4時まで。
寝湯・気泡湯・サウナも付いており公共施設としてはなかなか贅沢に作られたお風呂だ。

沼津の街中や港を観光、千本浜から富士山を見たそのついでにお風呂というのも悪くない。

沼津の中心市街地からそれほど遠くもなく、千本松原や富士山の景色を楽しむことができる立地。
知る人ぞ知る千本浜周辺の穴場スポットとしてこのお風呂を使わない手はない。

 

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ほとんど沼津の住民しか利用しないであろうこのお風呂に地元の人を装って入浴する、そんな秘めた楽しみ方もできるのではないだろうか。
観光マップには載らない隠れた魅力、間違いなく沼津のコアな楽しみ方ができる場所である。

“いままでお風呂の取材に来る人なんていませんよ(笑)どなたでも利用できますから、大いにアピールしてください”

重田さんは笑顔でそう語る。
オープンから18年経つ千本プラザ。利用方法はまだまだ可能性がある。

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≪千本プラザ≫
沼津市本字千本1910-206
TEL:055-962-3313
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/kurashi/shisetsu/senbonplaza/

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家族のあたたかみの中で~つじ写真館~

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沼津銀座に店を構えるつじ写真館。
ここでの商売の歴史は長く、古くは御用邸に炭を納めていたという。
写真館を始めたのはご主人、辻泰男さんの代から。
泰男さんはこれから先、何か手に職をつけなくてはと考え、富山県のネギシ写真館へ修業に出る。
8年半の修行。
ご主人は修行先で奥様と知り合い、技術と共に笑顔が溢れる写真館になるであろうパートナーと生まれ育った商店街に戻ってくる。

“写真屋はお客様に気持ち良くなって帰ってもらうために雰囲気を盛り上げることが大事なんです”

インタビューに答えていただいたのは奥様の辻栄子さん。

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栄子さんはご主人と共に写真館を長年守ってきた。
つじ写真館のお客さんは七五三や入学、卒業などといった記念写真の撮影が多い。
撮影の緊張から硬い表情になりがちなお客さんを和ませ、リラックスした自然な笑顔を引き出すことがいい写真を撮るコツだそうだ。人生の大事な場面を写真という形に残すことに大きなやりがいを感じるとともに責任も感じるという。

“20年後、見直した時に嬉しくなるような写真を撮らなくてはいけないんです”

何年経っても記念写真のなかにはその時の感情や想いが変わらず収められている。
写真の一枚一枚にストーリーがあるんです、栄子さんは写真を見つめながら嬉しそうに語る。

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現在、ご夫婦のほかに3人の娘さんたちも手伝い、家族5人で写真館を切り盛りしている。
家族5人でやっているから5通りの考え方ができる。いざとなったときは家族だから団結できる。
家族経営の強みを栄子さんは語る。

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“手伝ってとか言ったことはないんですけど、自然と集まってきた感じです。やっぱり家族ですね”

家族と言えば忘れてはいけないのがミニブタのさくらである。
さくらが来たのは今から12年前、それ以来つじ写真館のマスコットとしてテレビや新聞など各メディアに露出。
さくらを目当てに訪れるお客さんもいるとのことだ。

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つじ写真館から感じる温かみや居心地の良さは家族が持つ温かみである。
お客さんはまるで家族の一員になったかのように迎えられ、人生の節目を一緒になって祝う。
一枚の写真が物語るストーリーはいつまでも色褪せることはない。

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≪つじ写真館≫
沼津市上土町36
TEL:055-962-1384